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as you like it己の欲望に負けましたが何か?(開き直り)

うっかりホリプロオンライン先行の存在を失念していて,一般発売でも取ることが出来なかったチケット。
代行ですら完敗だった東京公演は涙を飲んで諦め,この際JR東海に金払ってでも,と思ってエントリーした静岡公演の追加でも振られ。

あとは仙台公演で譲渡チケを探すか,某所で[エレンディラ]やら[オセロー]やらとセットで売りに出されてるのを買い取るかかなぁとちと考えて。

一瞬冷静になった隙に
何だワタシ+1万くらいなら出す気あるんじゃん。
と悟り。

予算をそれくらいに設定して検討,ええい,自分への誕プレだぁ!とか他にも観たいなと思ってるヤツ諦めるって事でいいよね,とか平日の日給考えたらそんなに贅沢な買い物じゃねえから,とかとかごもごも言い訳して確保しました。
あ,+1万も出さずに済みました結果的に。棚ぼたをかすめた感じで。
S席の下手サイド席。BL列いうの?見切れナシの実質ステージ前5列目くらい。

成宮かわゆかった……!!

もう完全に成宮狙いだったので。
想像を遥か上ゆくロザリンドのキュートさに大満足。文句なし。
でも,でも。
でも,可愛いさんはハッキリ言って成宮以外はほぼノーマークに近かったんだけど,物凄い伏兵が隠れていました。
もうね,出てきた瞬間,ずきゅーんて音したの聞こえた。自分の中で。

そんなワタシのハートを一瞬にして奪い去った憎いアノ子は「坂本メイ」たんです。
メ…メイたん!出るのは何となく知ってたけど,あなた想像以上に可愛いわ…。

(ネタバレないけど一応詳細は下に書いておくよ!)

メイたんメイたん。(クリックするとおおきくなるよ!) 
                 →→→
 タッチストーン(田山涼成)と恋仲になる娘オードリーや,羊飼いに紐で引かれたり抱っこされたりして登場する子羊。
坂本メイ。

すごく大人しく抱っこされながら,でも前足ぴよぴよさせたり,頭ぐりん,としてあらぬ方向見てたり。
短いしっぽがぷりっぷりで。
タッチストーン・田山をして「いいなぁ,羊はなぁ…。出てくるだけで受けてさ…」と言わしめたツワモノ。
メイたん出てきた途端,劇場じゅうがきゅーん☆てなる。生で見ると想像以上に可愛い。
劇場で見る人はこの子のらぶっぷりに度肝を抜かれるがいい。ワタシがそうであったように。

あらすじは公式ブログstoryにすべて書かれてるので省略(笑)。

スタート,演出のしかたが面白かったな。
同シリーズの[恋の骨折り損]は通路使ったパレードで幕が上がったけど,今回の[お気に召すまま]は出演者一同で通路を猛ダッシュ!
客席後方から白中心モノトーン系のラフな格好した出演者みんながだーっと走ってきて。
ステージに飛び上がったり駆け上がって笑顔で勢揃い。
一気に温度の上がった客席からの大きな拍手を浴びて,生き生きと,舞台の始まり。

このオープニング時の成宮と月川くんは顔のメイクだけ作ってて,ヘアと衣装は未装着。
成宮,白のボトム(今思うと男装の時の衣装なのね)に白のスリーブのないトップス。
すげー可愛い子ちゃんな感じだった(笑)。
でも,その白いシャツから覗く首~鎖骨ラインとか腕のスジとか明らかに隣にいる小栗旬よりがっしり逞しくて密かに受けました。
「初演時より逞しく男っぽくなったし,ひげも濃くなっちゃったし…」て本人がロザリンド役再演を
躊躇したってのが納得できるくらいには逞しかった。
そうだよね,[魔界転生]のときもかなりがっしりイイ身体だったもんね……。

衣装を纏った月川シーリアはきっつい雰囲気がステキでした。
「美しすぎてごめんなさい」再臨ですよ。
相変わらず細い細い。腰の括れなんて見事だもん。華奢で。
隣に立つ成宮ロザリンドは確かの可憐で細いのだけれど,細い男のウエストなんだよな,どうしても。
月川くん,お嬢が堂に入り過ぎてる。立ち姿からお嬢様でお姫様。
しかも妙にドSの雰囲気(笑)。

シーリアとロザリンドの最初のシーン。
父親が追放されたことを悲しむロザリンドをシーリアが慰めるシーン,なんだけど。
シーリアてば「貴方には私以上に悲しむ資格はないわ」とか
「そんなに悲しむなんて貴方の私への愛はその程度なの?」とか,もうね,
労って慰めてるのはわかるんだけどでもドS(笑)。言うなればシーリア総攻(言うな)。
悲しみつつも「そんな事言わないでシーリア。貴方への私の愛は誓って真実よ」的な事言うロザリンド,
近いよ!2人とも顔近いよ!!(笑)
手と手,握り合ってるし。
百合?百合なの?でも男同士だしな実際な…薔薇か?正確には薔薇なのか?どっちだ?と軽く思考が混線するくらいにはステキな光景でした。眼福。

従姉妹同士という役柄のシーリアとロザリンド。
シーリアの父親(フレデリック)が,兄にあたるロザリンドの父親を追放して公爵位に就いて,一緒にロザリンドも追放したかったんだけど,シーリアの「ロザリンドを追放するなら私も一緒に行くわ!」という嘆願(我が儘?)でフレデリック公爵邸に身を寄せることになったロザリンド。

体格的にもロザリンドの方が大柄だから,そもそもの設定自体がロザリンドの方が年上なんだろうけど,なんか,器量良しだけどぽわんと夢見がちで危なっかしさがほっとけない感じの姉と聡明で現実的で高飛車でしっかり者の美しい妹,て印象。美人姉妹なのは間違いないが。
月川シーリアはベビーブルー(ロイヤルブルーに育つよ!)なんだよな,イメージが。
ちなみに成宮ロザリンドはパステルピンク。ロザリンドという役の可愛さは最強だと思う。

物語前半のオーランドーとの出会いのシーン。
レスリングで巨漢を相手にするオーランドーを少し離れたところから見つめるロザリンド,確かに恋する乙女の瞳でした。成宮,見事。
つか,こういう時成宮はビックリするほど良い顔するね。驚かされる。
[魔性転生]の四郎の,柳生父の決闘を眺めるシーンでもそうだったんだけど,この子は物凄く多弁な眼差しを投げ遣る事ができる子だと思う。
それだけでもすごい才能なんだと思う。ホントに。

森に逃げた2人はギャニミードとエイリーナという名の兄妹,という世を忍ぶ仮の姿なんだけど。
ギャニミードな成宮がすっごくチャーミングで。

長い髪を無造作にアップしてるようなヘアスタイルに,切りっ放しでややデストロイな茶のジャケット,白のタイトめのラインがきれいなボトム(かなりマスキュリンなシルエットが出る)を,ボルドーぽい発色がキレイな編み上げのワーク系ロングブーツにインってスタイル。
すっごく可愛かった(むしろ今年の秋辺りやりたい。あーゆー格好したい)。
イメージ的には飛び切りキュートででもちと貧乏なオスカルみたいな感じ?

女役を演じている男が,男の振りをしている女の子を演じなきゃいけないから,ギャニミードって実はすっごく難しい役なんだと思うんだけど。
成宮,ちゃんとできてたと思う。
男の振りをする女の子。
月川くんのどこまでも上品で繊細な身体の使い方も本当に感心するのだけれど,ワタシ,多分成宮の身体の使い方が好きなんだろうな。
この子のもってるボディバランスがツボなんだと思う。あと表情と。

あとはワタシのお気に入りの(高橋)洋さんも今回もやたら長ゼリを喋らされる,皮肉屋で「ふさぎの虫」のジェイクイズ役で出てて。
やっぱこの人のこの雰囲気好きだー!(笑)
バイプレイヤーとしては最高でしょう,この雰囲気。

バイプレイヤーといえば,コミカルで素朴で,でもすごく人を引き付ける,憎めないお馬鹿な役を演じる大石継太さんも相変わらず見事。
不細工な娘にぞっこんLOVEな青年の役なんだけど,そのすっごい不細工なフィービーはあろう事か成宮ギャニミードに一目惚れをしてしまって,ギャニミードのものすごく失礼にも聞こえる諦めさせる説得にもめげずに求婚してきて…て流れで物語はラストへ向かうんだけど。

ギャニミードのフィービーに対する言葉が悉く暴言で笑いました。
「…売れる時に売っておけ!お前は市場に並べても売れる品ではないのだから!
 買ってくれる男がいる内に喜んで買われるべきだ!!」
とか(厳密には違うかも。)。
ひど…酷すぎるよギャニミード(笑)。容赦ねえ。

そんなフィービーと大石さん(シルヴィアス)とギャニミードとオーランドーが,それぞれが思いを寄せる相手への気持ちを語る第4幕の「どうして貴方を恋しちゃいけないんだ?」のシーンは,それでもとても素敵で。
すっごい切なくて,綺麗なシーン。

最後,父である前公爵やオーランドー,その兄オリヴァー達の前に正体を明かしてウェディングドレス姿で現れたロザリンドとシーリアは,文句なしで美しかったです。
婚礼の舞の2人も可憐で可愛かった。ちゅーのシーンもね☆

エピローグのロザリンド,時折わざと「おお!」とかって野太い声を出しつつしっかり舞台を閉めて。
カーテンコールは観客のスタンディングオベーションに応えて何度も,何度も。

ステージから通路を通って客席後方に下がった後,再登場は衣装のまま猛ダッシュで登場したり。
ボリュームたっぷりなドレス着てるのに,オーランドーを寄せ付けないとんでもない速さで走り見事な脚力でステージに跳び上がるロザリンドがいました(客,苦笑)。
手に手を取ってステージ奥へ捌けようとするロザリンドとオーランドー,ロザリンドがぐいィッと引っ張ってオーランドーががくん,とよたったり。

最後には成宮,がばぁ,とドレスの裾を捲り上げて,白いレースたっぷりのキュロットタイプのペチコート穿いた足(がに股)とへそを披露して去ってゆきました。

面白かったなぁ。


…さて,成宮のファンクラブでも入るか。(ぇ)
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