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人生2度目の有休の日!(笑)

そして2度目にしてもう当面ワタシの人生に巡ってこないだろう日。
働き方変えたら別だけど。
そんな貴重な一日なので,夕方から全く別のバイトを入れて,バイトの時間になるまで職場から徒歩5分圏内の映画館で映画鑑賞。
歌舞伎町って便利だから好きよ

ああ,なんて金の亡者的(守銭奴的ともいう)1日!
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ベクシル観てきた!

とにかくサントラがいい感じだったので。
ブンブンサテライトとかとかA.D.Fとかプロディジーの曲を,映画館の大画面で映像と共に楽しみたいなーって。
動機はそんな感じ。

楽しめました。
特に2077年の日本の風景とM.I.A.,A.D.F.の曲のマッチ具合は凄かった。
あと,荒野を疾走するビークルとジャグのシーンでのブンサテ!気持ちよかったー。

フルCG,確かに人物メインになるシーンは厳しい。
でも,それ以外の風景やマシンの映像がすっごくクオリティ高かったのでそれなりに満足です。
公式サイトの作品情報のメカのページ眺めてニヤニヤ。

個人的にジャグが好きすぎです。
ジャグとのカーチェイスシーンだけ延々見てても多分飽きない。

あと,ダイワの悪いヤツ(キラサギ)がまんまヴィジュアル哀川翔で笑いました。
哀川翔!お前悪いヤツだなホント!(笑)
どうも,このキラサギとマリア(声:松雪泰子)に過去,何やら色々あったようで,サイドストーリー的にどんな設定だったのかな,とちょっと気になります。

観終わった後はいつもの彩箸で美味しく和食を食べて。
次は「クワイエットルームにようこそ」観ようねーなんて言いながら帰りました。

ベクシル







ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド油断してた。

気付いたら[BROTHERS OF THE HEAD]のDVD出てた!

慌てて色々確認したら,何だかすぺさるエディションなのに妙に安くて,しかもイキナリ26%OFFプライス出てたりするもんだから,半笑いになりつつ即買い。
いやだ楽天さんったら貧乏人の味方

改めて公式サイト行って,やっぱり一通り隅々まで見てしまう罠。
好きすぎ。
大好き。

顔が良すぎる(もしくはカッコ良すぎる)人のことを不治の病の「男 前 病」だと言った友人が昔いましたが。
そこらに稀に存在するというレベルを突き抜けてしまうと,もう,同じヒト科だっつー事実の信憑性自体が薄らぐね。
何かそーゆー病気とか突然変異とか魔族とかだって言われた方がすんなり納得できるもん。
むしろ。

届いたらそっこー見るんだろうなー。
好きなシーンとかコマ送ったり静止してすっごい見るんだろうなー。

作品中には入ってない,the BANGBANGのライブシーンとか特典で入ってるみたいだし。
楽しみ
観てきた!

気付いたら結構ギリギリになってた。
都内ではもう渋谷と銀座でしかやってなかったのを慌ててキャッチ。

面白かった,というか,興味深かった。本当に色々と。
こう,匂わす表現がすごく多くて,観ながら唸った。
そこここに,メタファが散りばめられていてというか潜ませてあって。


グルヌイユの働く香料の工房の女主人の
「花は優しく扱ってやらなきゃならない。若い女にするようにね。優しく,静かに死なせてやるんだよ」
というような(正確には違ってるかも)セリフとか,もうすげー意味深長で。
殺した女の体を優しく,丁寧に(まるで愛しているかのように!)
扱ったのだろうグルヌイユを容易に想起させるし。

最後の最後。
あの結末は,つまり口愛的な他者と同一化したいという欲求はプリミティブな愛着欲求の形で,
そうやって,グルヌイユは漸くそれを得たのだという表現(解釈)には,息を呑んだ。
内心「すげー!すっげーー!!」て大喝采だった。
流石ドイツ映画。フロイトさんの出身国。サイコアナリシス的な解釈で2度も3度も楽しめる作品。

そもそもこの作品の主題は「匂い」という象徴の周囲を存在と愛と死というキーワードが
くるくる循環しながら舞っているようなものだとワタシは理解したのだけれど。
存在するからその存在へと愛という引力が働き作用し合うのだろうし,
愛はどこかで死と同じ形をもつ。エロスとタナトス。

独りでぐるぐる,ずぶずぶ思考に沈み込んで。
繰り返し繰り返し反芻し咀嚼するのがとても楽しい。

あとは,兎に角グルヌイユ役のベン・ウィショーの存在感がすごかった。
この人,すごいねー…。
ほとんどセリフのない役だけど,それでも,グルヌイユはとても雄弁。
この人の目は正視できない。強すぎる。
ダスティン・ホフマンの
「ベン・ウィショーには,グルヌイユというキャラクターが持つ
 野性的で飼いならされていない気質がある」
という言葉が,正にぴったり。

物語後半,処刑台の上に立ち尽くし香りに魅せられる群衆をただただ見る彼の,表情。
悲しみとかそういうの通り越してたもん。絶望してた。
こんなに人はいて,それぞれ自らの欲求のままに人を求めるけれど,
でも,このグルヌイユという存在は,こんなにも独りで,孤独だ。
こんなに救い様のないシーンは終ぞ見たことがない。

映像美術もすっごく造り込まれてて大満足。
トレイラーの「18世紀,パリは悪臭と活気に満ちあふれていた」って文句が本当にぴったりで。
美しくて,豪奢で,とんでもなく不潔。
人物のね,肌とか汚いのよ。貴族のめかしこんでるような人ですら。
そうだよねーこの時代,こいつら肌キレーなハズねーもんなーって。うんうん頷いちゃう感じ。

裏読みが楽しいこの作品。
絶対何か意図があるんだろうな,何かの暗喩なんだろうな,と必死に考えるのだけど
自分的にどうもしっくりとこないものが一つだけ。

グルヌイユの後姿…その背中には常に他者の「死」が貼り付いているように
描かれているんだけど,これは何なんだろう。

自分を生んで,死産だろうと決め付けてその存在を認めようともせず捨てた母親は,
彼の産声によって結果的に絞首刑で死に(子捨ての罪で)。
彼を金目当てに引き取って育てていた孤児院の女は,
はした金で彼を売り払った直後にその金と命を奪われ。
はした金でグルヌイユを買った皮革職人の親方も彼を手放した直後に転落死,
調香の師匠(ダスティン・ホフマン)も100のレシピと引き換えに修行に出ることを許可し,
彼が旅立った朝に自宅兼店舗の建物が全て崩落し死亡。
修行先の工房でグルヌイユに辛く当たってた男もグルヌイユがパリへ戻ったら冤罪で処刑されたし。
そもそもグルヌイユ自身でパリでの最初の殺人を合わせると13人,殺してるし。

これは単に感覚的な考えなんだけど,13人の女の死はまた別物なんだろうと。
それ以外の,彼と少しだけすれ違った,肩を触れ合わせたように関わった人物の
この死って一体何を示したいんだろう。
気になるんだけど,はっきりしない。
…どーおもいます?(笑)

とりあえず,オフィシャルのベン・ウィショーのグルヌイユについての理解を読んで,
観終わった後に持った
「グルヌイユ,反応性愛着障害でしょ,で,自閉症スペクトラムのどっかには乗っかるよなぁ,この子のなァ」
はそんなに遠くない感想だったという思いを強くしました(苦笑)。
そんな感じ,しないー?>ベンのコメント

perfume.jpg

観た!

気付いたら18:50~の1日1回のみ上映にされてたので,慌てて渋谷までお出かけ。
[鉄男]の塚本晋也監督作品。
結構期待を抱きつつ。
同時に,期待を裏切られてもつまるところ不二稿京さんとかアッチ系だもんなー,と
そう自分を慰めるんだろうなワタシ,という思いも抱きつつ。
そんな,微妙に戦々恐々としたテンションで観たんですが。

最初から最後まで戦々恐々でした(苦笑)。
個人的に,モツ出る系は割と耐性あるんですが,すごい勢いでカメラが動いてる映像が
ちょっと苦手なので。
こわ…こわかった…orz

ばぁん!とかドガッがんがんがんがんッ!とか,そーゆーびくっとなる音と共に
まじすっごい勢いで怖いのが追いかけてくる。もう生理的にダメ。ちょっと本能的に怖い。
見てる最中のワタシ,かなりビビリ入ってました。
夢の世界のシーンとか,見ながら内心,
「コワコワコワコワコワコワコワッ…ぅわあコワッ」ゆってたゆーね…。

ストーリーもちゃんとわかり易く仕立ててあって◎。
[鉄男]がちと鬼門なので,あーゆー感じにされるとワタシはわかることができないので。

でも,ラスト近くのシーン,全編通して一番心和むハズのシーンなのに,
後ろに流れる音楽が全然そんな感じじゃなくてむしろおどろおどろし系でギャッと思ったり,
エンディングのフジファブリックの「蒼い鳥」もテンション下がるというか,
余計荒みそうになる何ともいえない雰囲気の曲だったりして,
そーゆーところはさすが塚本監督,というかホント癖があるよね,と思ったり。

hitomi,女優デビューとは思えない堂々とした演じっぷり。
長ーい脚もとっても美しくてよかった。この人の表情良いねー。ちょっとビックリした。

安藤政信さん,美青年
上の人の言う事をよく聞く優等生的部下,なんだけど,
その優等生ぷりがすごくハマッてたのでキレ演技の爆発力が凄まじい。
なんか楽しげだもん。
「ずうっと前から,気付いてましたぁぁぁ!!!(大声)」の時とか,\(゚Д゚)/。てなってたし。

でもって松田龍平。
やられた…すっげーやられた。
あのビジュアルは反則だと思う。
彩度の低い映像で見るとホントやばい。
むしろワタシのツボ直撃というか。
心の琴線をバイオリンの弓でぎゃんぎゃん弾かれたいうか。
ダーリン要素+魔要素とでもいいましょうか。ずるいよ。
チラチラ目に入る白い鎖骨とか踝とか手首とかも目の毒だ。

と,まあまずビジュアルで完全にワタシはノックアウト
だったワケですが,役柄もすごく良かったなーっと。
主人公の悪夢探偵,影沼京一が最初から最後まで
完全に及び腰。…というか腰引けてて(苦笑)。
トレイラーとかではダークヒーローなんていわれてるけど,
ダークどころかネガティヴ。
ネガティヴヒーロー。…それってヒーローなのか?
冒頭の「ああ,いやだ。ああああ,いやだ。ああいやだ」が
本当にイヤそうで,凄く好き。
あと,hitomiに言う,
「アナタはキッチリ地獄に行けると思いマス。」
このやり取りのシーンも好き。

なんか,シリーズ化の話も出てるそうなので,松田龍平as“悪夢探偵"影沼京一でだったら
次回作も楽しみに待ちたい感じ。
ゲキ×シネ

DVDを買うほどでもないけど,でもちょっともう1回観たい気がしていたので。
シネコン,新宿バルト9へ。

新しくできたマルイシティ1の9階から13階までがバルト9なんだけど,
下のマルイシティともども今日がグランドオープンでしたか…。
道理でスタッフの手際が悪すぎると思ったわ(苦笑)。
フードコーナーがぐだぐだで,すごく微妙な気分にさせられたけど
今日が初日だっていうのなら,こなれた頃にもう一度行って,
それで評価する必要あるかなー。

でも,座席の配置はワタシ決定的にダメでした。
9つあるシアターのうち,2つが400席オーバーの規模のもの。
ゲキ×シネはその内の一つ,430席弱のシアターを使用。
入ってみたらスクリーンのセンターブロック,20席位シート並んでるのに
列間スペースが狭くて通りにくいったらない。
横に長いシアターって考えもの。
シートも狭いし。

平日昼間,小さいシアターであんまり人気のない作品見るくらいで使おうかなぁ。
(それは別にここじゃなくてもいい気が。)


メタルマクベス。
舞台を観たのは去年5月末。だからまだ結構覚えてる感じで。
うんうんそうそうそうだった,とか。あ,ここアドリブなんだ。ワタシが観たのと違う!とか。
ビックリするくらいカメラが寄ってて,細かな表情や所作までバッチリ。
あ,この時こんな表情してたんだ,なんて新たな発見もあって,
予想してた以上に楽しめました。

しかし未來くん,カメラががっつり寄ってもお肌キレイね…。おねーさん羨ましいわ…。
スクリーンで見る彼もやっぱり可愛かったです(笑)。
父の復讐を決意するシーンとか,マクダフ役の北村さんと顔近いし。すんごく顔近いし。
でっかいスクリーン全面にどばーんとアップで顔寄せてるシーン見るとアレですね,
こっちが恥ずかしいすね。

それに続く未來くんセンターポジションでのダンスのシーンでは,
未來くんのバックで黒髪超ロングの粟根さんが顔をものっそい険しい表情で固定したまま
黙々と踊っててうっすら愉快でした。
遠近法なのに後ろに映ってる粟根さんの方が顔デカイし。

ひょろっと細い北村さんが演じるマクダフ役はそれだけでもフツーに大好きなんだけど。
こそりと脳内で獅童変換したらとんでもなく楽しかったです(苦笑)。

そんな感じであー面白かったー,と観終わって時間確認して仰け反りました。
23:15て。
そりゃそうか。
18時スタートでやっても22時前に何とか終わったくらいだったもんな,舞台の方も。
新宿駅からほど良く離れた新宿三丁目,平日といえども帰りの電車,結構厳しいねゲキ×シネ。

さ,今月末はアオドクロ
スタッフがも少しでも手際よくなってることを祈りつつ。
染さまと池内くんのちゅーを大画面で見るためだけに行きますよ!(笑)

観たよ
インファナル・アフェアが好きな人は,あえてこの作品観に行かないで
インファナル・アフェアをも1回一通り見た方がいいかもしれないなー。

ディパーテッドも作品としては決して悪くないけれど。
インファナル・アフェアの方が心理描写が緻密かな,と。
ちょっと苦悩感が足りないぞ欧米人,がんばれ。と思った。
びしっとスーツ着た堅ーい感じの人が苦悩する様がストイックですごくイイ!と思うので。

あと,ジャック・ニコルソンが出張り過ぎな気が…。

ワタシ個人としては,オリジナル越えを果たせなかったリメイク,ということで。
観てきたよー!

11月頃から首を長くして,
ずーっとずーっと待ってた
[Brothers of the head]

張り切って公開初日に
観に行ってしまいました(笑)。

面白かった。
すっごく面白かった。
1月にして今年のベスト映画
出ちゃったかなって感じ。

バリーとトムの美人っぷりに
完全にやられました。
完敗です。
むしろキミらの美貌に乾杯。

この兄弟,ホントにそっくりで2人ともやたら美人なんだよね。
役柄のせい?エキセントリックなバリーの方が髪の毛,くるくる強くクセ付けしてて,
そのぴよぴよ感がまたラブリー。
トムは一見良い子風。
そんな2人が基本ポジション肩抱き+腰手回しでいるんだもん。盛り上がるなって方がムリだ。

久しぶりにゾクゾクした。興奮しました。
ストーリー的にもNODA-MAPの(…というよりは萩尾望都のというべきか)[半神]なんかを
連想させるような,そんな奥行きがあって。

兄弟を演じる子達,この作品がデビューの新人くん達なのに,すげーいい。
見てるこっち側をどきっとさせるような,表情をする。
彼らの眼差しは,向けられた者をはっとさせる不思議な色合い。

彼らの少し怯えたような,怪訝そうな,それでいて凝視するような強さをもった目は,
きっと,彼らを見るこちら側の目なんでしょう。
自分は“異”でないと思い込んでるこちら側の人間が,“異”形を見る目。
彼らにとってみたら隣にカタワレがいないこちら側の存在が,彼らにとっての“異”だ。

さー。DVD早く出ないかなっと。絶対買う。即買い。マストバイ。
宇多丸師匠的に言うなら「見ろ!さもなくば死ね!」だ(苦笑)。
21作目にして初の金髪碧眼ボンド,なダニエル・クレイグ。
こだわり強い人は「ありえない!」とかなってるみたいだけど,
基本的にボンドには拘りないし何事もカッコよければおけ☆思考なので,
割とウキウキ楽しみにしてて。

観てきたよー

仕事帰り。
ゆっくり食事して,シネコン立ち寄って最終上映を少しお安く。
最近,座席指定かけてくれる映画館増えてるからすごく助かる。
ロビーで張り付いて待ってなきゃいけないのとか,超ダルイ。

いやんカッコ良かった

でも,こんなにお行儀の悪いボンドもなかったわー今まで(苦笑)。
いちいちラフでラウドなんだもん,することが。

CG処理かけた?と思っちゃうくらいに綺麗な碧い目で,
ぎっと標的捉えて猛然とダッシュかます姿はまんまシベリアンハスキー。
俺はやるぜ!やってやるぜ!やれるぜ!やれるぜ!なテンション前のめりの躾の悪い子。

オフィシャル設定が既に13才で入ったイートン校,数々の規則違反&メイドとの“トラブル"で
たった1年で放校されました!とかすっごい優秀だけど上司の言うこと聞きません!とか
安定性と一貫性に欠けいっつもギリギリ限界で勝負します!とかなんだもん。
もう大好き(笑)。

びしっと着たフォーマルの似合い方もハンパなかったし。
体がね,ホント脱いだら凄いんです系なんだよねー。みっしり。がっしり。
首肩から腕と胸板へと流れるラインが美しすぎですよ。
お行儀悪い子が,でもお行儀良い服着てる(且つ着るの自体は本人嫌いじゃない)のって,
イイよね(笑)。

作品後半,エヴァ・グリーンとボートの上でのんびりしてる姿も,
まんま日向でべろーんなってるハスキーにしか見えなくてラブでした。

エヴァ・グリーン,美人だった…。
カジノで着てたドレスもいちいち可愛くて,すっごいよかった。

ワタシ的にはとーっても面白かったので,当分ダニエル・クレイグでいってもらいたいな,と。
世間一般の評価はどーなんだろ?

観てきたよ。

123分が,驚くほどあっという間に過ぎ去る不思議。
ちょっとばかり,時間の感覚も歪まされたのかしらん。

非常に。
非常に興味深い。
たぶん,何回も何回もしつこく繰り返して観ると,自分なりの解釈深まっていくんだろな。
残念ながら何度も観る根性はワタシにはないのでアレなんですが…。

監督の狙うところは,ムツカシ過ぎて作品を見ているだけでは,
高尚にできていないワタシの脳ミソではなかなかわからないんだけど。
主人公(?。敢えて言うなら。)の見る悪夢の感じは,何だかすごく「ああ,そうか」と。
幻覚妄想状態で暴れちゃう感じって,こんなんなんだろな,て。

オブジェクト・アニメーションの手法も用いてて,きっと物凄く物凄く意図するところがあって
オブジェクト・アニメーションなんだろうけど,それを読み解けない自分の愚かさが憎い。
舌と,目玉と,脳と。
牛さん?のモツなのかな。ヒトのモツに近い見てくれだったから豚さんのかな。
むちゃぷちゃいう音響かせながら動き回るんだよね。
気持ち悪いんだけどどこかユーモラスで。

Insane, or in sane? なんて,ね。

何が狂気でどこからが正気かだなんて,そんな分かれ目は究極的には存在しない。
そもそも異常に大きくなってしまった大脳新皮質(特に前頭前野辺りなー)のせいで
ヒトという生き物はえらくエラーが多い存在になってしまった。
生存のための本能と,そこから少し育った程度の慎ましやかな感情のみもっていれば,
それはそれはシンプルに,エラーも少なく生きる存在でいられたんだろう。
でも,そしたらそれはヒトって生物じゃないわけで,結局のところヒトがヒトである以上
ちまいエラーぽろぽろ出るのはご愛嬌,アイタタタってでかいエラーが出ないで
一生を逃げ切れたらラッキー☆って位の認識と覚悟をもって仕方なく生きていかなきゃ
ならんのでしょうね。
ああ,面倒臭い。面倒臭い。

ディレクターズ・ノートのヤンさんのコメントがとってもとっても素晴らしい。
見事な文章だと思います。
ホントあったまいいなーこの人。

「(前略) 
 一方はサド侯爵に象徴される完全な自由を主張し、
 もう一方は抑圧された全体主義を唱えている。
 社会の文明化にはこういった自由と圧制との戦いが常に存在してきました。
 しかし侯爵の唱える自由は、完全な自由主義という「理想」の上にのみ成立するものです。
 すなわち、必要性が認められたうえで与えられる自由は無意味であり、
 条件付きの自由など手に入れる価値すらない、という考え方です。

 しかしすべての文明は、たとえ民主主義を主張している国家であっても、
 実際には抑圧や操作(広告、金、メディア、警察、軍隊、派閥組織、学校、
 教会、娯楽や文化など)に頼ることで大衆をまとめあげています。
 この矛盾は永久に解決することができない問題です。
 すべての革命は自由の名のもとに始まり、新たな抑圧と操作で終わる。
 真の自由を獲得したければ、個人的に反逆する以外方法はありません。
 社会の抑圧に対して、生物学的決定論に対して、超自我に対して、
 人間を霊的に操作する父なる神に対して。
 さらに突き詰めれば、私たちの命に限りを与えた母なる自然に対しても
 抗わなければ、得ることはできないのです。                  」
                   ディレクターズ・ノートより引用。
要は蓄積すること 忘れないよ も 覚えてろよ も
御見知り置きを
なまえ:
[es]
しごと:
気まま
方向性:
ぷらぷらと
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