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セピア色の悪夢 ひたひたと。
気付かないうちに溺れるほどに満ちてくるような。
そんな怖さ。
[悪夢探偵2]。

前作の打ちのめすように攻撃的で破壊的な恐怖に対し,今回はひんやりとずっとすぐ傍に佇んでいたその存在に,ふと気付いてしまったような感覚。
鳴り響くインダストリアル系と,低く幽かに鳴り続けるチューニングの狂った弦楽器。

前作よりも子どもの頃の影沼を演じた子役や母親役が可愛く美人になってるのはご愛嬌。
特にちび影沼の,「ねえ,おかあさん。…この世は怖いのばかりだの?」の台詞の攻撃力たるや。
上目遣いだし舌っ足らずで言えてないしでどんだけ可愛いんだよ子役!(笑)
怖がる母,市川美和子のハマり具合も半端じゃなかった。
繊細そうな,神経質そうなその雰囲気自体がもう相当薄ら怖い。

見た目どストライクな陰鬱ヒーロー(…ヒーロー?)影沼さん。
ぼろっとした雨合羽から覗くぺたりと青白い質感の皮膚とか鎖骨とか手首とか踝とか俯いた頬から顎,首にかけてのラインのカーブと直線の見事な組み合わせとか。
相変わらずすっごくイイ。
今回共演の女子陣が揃って個性的なビジュアルだったから,松田龍平の整い方や存在感がえらく際立ってて。
依頼者の夢に入るはずが間違って自分の夢に入っちゃってたことに暫くして気付くウッカリなところなんかもラブ
泣きの入り方はしっかり増量。つか終始へこたれてた気が。
そんなめそめそ松田龍平が愛しい。

作品としては,「恐怖」の描写の巧妙さに舌をぐるぐる巻かされて。
前作の直接的な怖さともう怖さの質が違うよ。

早くDVD出ないかな。
も1回じっくり見たい。
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