1年ぶりのお久しぶり。
今年もおじさんたちの季節がやってまいりました。
もうワタシこれがないと毎年5月をどう過ごしていいかわからない。真剣に。
今年の共演ははおなじみの中村有ちゃんに,初舞台で初シティボーイズ,ピエール瀧!
昔から出ていましたっけ?て位,ありえないホドにシティボーイズの空気に馴染んでて笑った。
さすが瀧。
油断ならない。
タイトルに「オペレッタ」ってついてたけど,ま,全然関係なかったよね
(余裕で予想通り)
(笑)。
一応オープニングのネタが,おじさんたちと有ちゃんがフリルシャツにシルクサッシュ,びしっとパンツを身につけて,「ピエーレさぁん~♪」「ピエーレさんはど~こ~♪」などとそれっぽくエエ声で歌いながらピエーレさんを探してたんで,ソコ?かな?と>オペレッタ部
本当に恥ずかしそうに軽く俯きながら歌おうとする大竹さんに初っ端から撃沈。
ちなみにオチは瀧がボブスレー乗ってぴっちりコスチューム着て,わきからドーン!て(笑)。
仕事に飽きて軍服に着替えてみました!コントの軍服着たまま会社出ちゃって
(他の4人はスーツに着替え直してる)
じゃ,また明日!て分かれたはいいけどスーツも鞄も財布も閉まっちゃった会社の中,な有ちゃんが先刻までの意気揚揚ぷりとは物凄い対照的にしょげてメソメソしながら隠れるように徒歩でおうちに帰るしょんぼり感なんかも。もー。
くそーみんなカワイイなぁ。
「オレは役者だから犬のウンコでも泣ける!!」と言い張る斉木さん。
その大口に付き合ってお外にロケ行っちゃう制作。
犬のウンコの傍らにしゃがみ込みながら「いや~ホラ,もうじわっと来てるよ」とか言いながら全然泣けなくて,最後,「やっぱムリだわ。うん。犬のウンコじゃムリだね。…スミレが綺麗だねー」て。
あの雰囲気でしれっと言うし。
「どう見ても60絡みの初老の男が元上司の息子」コントのシュールさと瀧の当惑ぶりと大竹さん(息子)のボケぶりが今年のベストだったかなーと。
あと,久しぶりのWOWWOW放送ピー音入るか?!なぶっちゃけ覆面トークコント。
「アメリカ」ってお題で「オレはヒラリーとだったらヤれる!!」て宣言するのヤメテクダサイ大竹さん。怖いから。
あと,「白人か黒人かだったら断然白人だよね」みたいなことを言うのもヤメテクダサイきたろうさん。
でも,「中国」てお題になると,いいんじゃない聖火リレーとかさ,とか何とか急に口篭りだすのもなんかリアルすぎてやばい匂いです。
WOWOWのカメラ入ってるのに愉快なほどにぐだぐだで。
きたろうさんセリフ忘れて立ち尽くすわ,瀧もアウアウ言うわ,そうかと思えば大竹さんまで喋り出し間違えて立ち上がんなくていいトコでぴょこん!と立ち上がっちゃって。
まんまと瀧に「あんた何立ち上がってんですか!今立つトコじゃないでしょう!」突っ込まれるし。
勿論斉木さんもダメ~で,大竹さんに「オマエはもうちょっとセリフをはっきり喋れよ!!」て,すっごい怒られてた。
でも,斉木さん「いんだよ芝居は雰囲気がわかればっ!」って反論して,「オレ,おまえに突っ込んで言い返されたの初めてだわ」て逆に大竹さんをビックリさせてた。
同日のマチネに行った人に,ソワレだめだめだったんですけどーって確認したら,マチネもカメラ入ってたのに大概ぐだぐだだったらしいことが発覚し(苦笑)。
いやーマジ今年のWOWOW放送大丈夫か?
こう,油断するとおじさんたちの「かすかすクラブでごじゃりますがな~♪」いう声が頭の中に響き渡る感じでね。
参っちゃうなぁ。
流石にみなさんお年を召してきて,体力的にアレな部分も出てきたのか,数年前のようにムダに舞台の端から端までバタバタ走りまくるような類のネタはなくなったけど。
でも,その代わり,いろんな意味で狡いネタが増えたと思うわ。
来年も,再来年も,勿論その先も。
こうやってうひゃうひゃおじさん達に楽しませてもらえ続けられることを期待しつつ。
大竹さん曰く「読みにくいパンフ」をお買い上げして,帰路に着きました。
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