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[トーチソング・トリロジー]観てきました。

開演1時間前に当日券を買って、VIRONで休憩のときに食べる晩ごはん用パンを買って。
開場早々入って席に着いて。
貰った分厚いフライヤーの束をぺらぺらチェックしながら開演を待つ。
今日の席はN列20番。会場の全てを見渡せる,最後列のほぼ中央。

5分と20分の休憩を挟む,3幕もの。篠井英介さん演じるアーノルドの,3つの物語。

みなさんちょっとセリフ噛み過ぎでびっくりしましたが。
それを差し引いても満足,と言えるいい舞台でした。
この作品は脚本が本当に素晴らしい。
最低限の舞台装置とキャストで演じられるからこそ,その素晴らしさが際立つんだろうし,
脚本の強さに対峙できる役者じゃないと,何もかも台無しになってしまう。

篠井さん。やっぱりワタシこの人好き。
時々ニットの貴公子の人とイメージがダブったりもしますが(苦笑),
この人の華奢さというか,線の細さというか,繊細さは本当に稀有だと思う。
アーノルドはキュートで健気でいじらしくて,一緒に笑ったり怒ったり。
3幕目の母との対峙は,なんかもう胸が痛くて途中からちょっと涙目なった。

橋本さとしさんもすごく良かった。
この人が演じるエドワードが,ある意味諸悪の根源なワケですが(苦笑)。
"インターナショナル・スタッド"でのアーノルドでの出会いとナンパ…口説き落とすシーンは
悔しいぐらいチャーミングで,うん,そんな風に迫られたら落ちるよね,と。
つうか,さとしさん無茶苦茶うまくなってる気がします。すごい役者になってますよ。
エドワードは,不誠実ではないんだけど,どうしようもなく,弱くて,狡くて,緩い人。
しかもムカつくことに何かカッコ良いんだよなー(苦笑)。

2幕目の,エドワードの別荘でのシーン。ワタシのお気に入り。
エドワードと女の恋人,ローレルと。そこに招かれたアーノルドと恋人のアラン。
おっきなベッドの上とその周囲でストーリーが展開していくのだけど,
ベッドの上でいちゃこらしてるアーノルドとアランがむちゃくちゃ可愛かった…!
シーツの中でもそもそ寝返りしたりぎゅっと抱きついたり撫で撫でし合っててる2人がラブ過ぎ。
その一方,「こんなつもりじゃなかった,こんなはずじゃなかったの」と言うローレルと,
それを宥めるエドワードの2人の間に流れる不調和が対照的で。
すごく印象的な対比だなぁと。

アラン役の長谷川博巳さんがビックリするほどすらっと脚が長くて。
膝立てた三角がでかいんだよねー(笑)。印象はただただ,「細ッ。長ッ」。
アランはアーノルドのことを大好きなんだけど,でも,エドワードに誘われて
うっかりヤッちゃうくらいにはセックスを醒めて見切ってて。
つーかエドワード誘うなよこのヤロウあんたローレルともやってんだろって感じなんですが。
もうホントさとしさん(やや違)ダメ男。

3幕目に出てた黒田勇樹のデイビッドは少年そのままで,可愛かったです。
ローレルに追い出されて居候させてもらってるエドワードさとしさんとの絡みが
ダメなパパとぼく,というかダメなおにいちゃんとぼく,て感じでナイスでした。

3幕目のラジオのDJの声をやってたのがこっそり池田成志でびびりました(笑)。

そして全編通して一番男前だったのはやはりエミ様でした(笑)。
ド金髪を結い上げて,深くスリットの入った黒のドレスを纏って。
がっつり真っ白な太ももまで見せ付けながらピアノを弾き,歌う。
そんなアナタが誰よりも男前。

アーノルドが形作る手話の「愛してる」。
(ちなみにROCKでは必須のデビルズサインの,親指も立てた形ね)
その言葉がぴったりな作品でした。


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