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魔界転生

11時半開演なんていう殺人的な公演スケジュールにもめげずに見てきましたよー。
ここ最近、ライブの前後に芝居くっつけて、まとめてお得鑑賞するのがお約束。
明日のINORANソロにくっつけようと思ったら、図らずも千秋楽でした。

実のところ、それほど期待はしていなかったのだけれど。
(G2だし、普通に楽しめるだろうなくらいは思ってはいたけれど。)
でも、今回、ちょっと洒落にならないくらい良かったですよ…!
もしかしたらワタシ的今年のNo.1かもしれない。

もうドコ観てもずるい!という言葉しか出てこない、そんな3時間半でした。

橋之助さんの歌舞伎役者らしい顔の大きさに最初たじろぐも、気付けばあんまり違和感なく
見れている自分の目の順応力にビックリしたりしつつ。

天草四郎役の成宮がもう文句なしに良くて。
板の上立ってる誰よりも美しく色っぽかったです。
妖艶さとか婀娜っぽさの一方で、血の通っていない体温の低さと造り物めいた雰囲気。
ここまで表現してくるとは。
本人のコメントにある「甘くて美味しそうなんだけど毒がある」、正にそんな存在でした。
立ち姿一つ所作一つとってみても、完璧に神経が張り巡らされていて。
隙がない。

むしろ十兵衛も殿様もみんな天草四郎に誑かされちまえ、と思いました。
あんな美しい生き物(死んでるけど)に支配されるんなら不満はありません(笑)。

天草四郎の最後のシーンも圧巻だったなぁと。
あのシーンでDVD予約購入することを決めました。良すぎた。
存在として壊れていく様が本当によく表現できていて。
[イノセンス]の冒頭の、暴走する人形のシーンを連想させる感じ。
つうか、全体的に球体関節人形ぽい。終始天草四郎の存在感は。

そんな魔的な成宮@天草の、ワタシがお気に入りなのは物語前半、
老いた宮本武蔵を魔界に誘いこむべく、既に転生した荒木又右衛門と剣を交えるシーンで。
その場にいる天草が「つまんなーい。早く終わってくんないかなー」な感じで
けだるそうにしていたり、途中からもう2人の様子見ているというよりも
他の事考え出して(十中八九悪巧み)とんでもなく蠱惑的な表情で
舌なめずりをしたりしていたのに。
すげー成宮すげー。天草だ天草四郎だ!とものすごくやられてしまって。

参りました。完敗です。

うっかり柳生衆に福田転球と坂田聡のベタベタ関西小劇場系役者が紛れ込んでいて。
しっかりやらかしていました。
腹筋がだるくなるくらい爆笑しましたが、その他大勢の、彼らを見慣れないお客が
揃ってポカーンとしてる様子も非常に可笑しかったです。

ワタシとしてはそんな魔族成宮を見て、「ああまだまだ修行が足りないなワタシ」とか
思っちゃったワケですが。
えっと何を修行して何になる気だったんでしょうか(苦笑)。

パンフがこんなんだったから。
うっかり野波さんづかいだと思ってたけど。
クレジット見て野波さんじゃないことに
ビックリ。
えーと、マネましたね?
狙ってやりましたね?

と一瞬思ったけど。

ごめんなさい。が違いすぎた。

どう見ても劣化コピーです。本当に(ry
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