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お友達に誘われて初めてのシガー・ロス。

「開場から終演の22時まできっちり4時間立たされます」との忠告に従い、
ぺたんこ靴にデニム、シャツの見た目よりも楽さ優先コーディネート。
更に「機材が下手に集まって配置されてる関係上、下手側にいたほうが楽しいです」との
アドバイスにも従い、いつものPA下手横の一段上がったバーのとこにべろんともたれて待機。

定刻通り始まったオープニングのAMINAから、きっちり3時間。
夢のようなひととき(ひとときの割には長かった)でした。
快いったら、ない。
バックのスクリーンに流れる映像も、きもちよーく覚醒水準下げてく感じで、お見事。

それぞれ楽器の音の気持ちよさは言うまでもなく。
でも、特にVo,の鳴らすギターの音がもうホントに綺麗な綺麗な音色で。
あと、声。
ありえない。
良い声、という言葉で表現できるレベルをはるかに超えてる。
もう楽器なんだろうね、この人の「声」は。
倍音に意識をどっか違うトコに連れてかれる。現実に戻ってくるのに難儀します。
ホーミーとかさ、できちゃう人だよこのVo.。
口腔内の空間を、音を綺麗に共鳴させるために上手に使ってる。すご。

この人たちの喋る言語がアイスランド語(英語も喋れるんだろうけどさ)てのも、
また一層歌詞の言語性を薄めるんだろうな。

「癒される」なんて生易しいものではありませんでしたよ。
この人たちの創り出す音と空間は。
音という空気の共鳴使って有無を言わさずその場にいる人たちを
変性意識状態(語弊を生むのでトランス状態とは言いません)にもっていく。
その意味でプリミティヴな宗教ぽい、ともいえるし、ヒプノティックであるともいえる。

変な話だけど、大脳の前頭葉で生きる私たち、どこまでいっても「意識」の呪縛は解けなくて。
勿論「意識下」に自身の存在が無い、なんてことは恐怖でしかないから
その呪縛は解けてもらっちゃ困るのだけど。
でも、この「意識」の檻は少しだけ窮屈だ。
そんな牢から抜け出して、下意識と無意識の狭間で漂い遊ぶ体験は、
「意識」に支配されたままで意識的に求め、味わう癒しより
ずっと純度の高い、ほんのりと畏怖をまとった精神的な弛緩を与えてくれる。

そんな手助けをしちゃう、そういう人たちなんだろうな、シガーロスって人たちは。

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