忍者ブログ
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 I DON'T NEED YOU !

久しぶりにタワーでお買い物。
実店舗でもちゃんと売れるアーティストアピールは大事だかんね,CD売れない昨今は。

J [HERE COMES NAMELESS SUNRISE (初回盤)]
the birthday [ピアノ (DVD付限定盤)]
Lady Gaga [The Fame (deluxe edition)]

J_here_comes_01.jpg 4988005586315.jpg 4988005569622.jpg

タワレコイン2枚貰ったので,次,また買い揃えなきゃいけないもの買う時にでも使おうと思う。
(けどthe birthdayの[ディグゼロ]の発売日はコイン有効期限過ぎてから。くそう)

GAGAたん可愛いよGAGAたん。
グロテスクでバロックなトコがたまらん。
つうか,GAGAたんPVの攻撃力ばっか注目されかねない売り方だけど,この子フツーに歌うまいね。なんといっても声がいい。
音域は別にそう広くもなさそうだけど,自分で作曲できるからかな?自分の声質と音域の特徴よくわかった巧い曲を揃えてると思う。

the birthday,ジャケが…(苦笑)。
クハラ以外女装って何してるんですか!
ニタリと笑うヒライくんにうっかり可愛いな…とかゆー感想を抱きつつ,無駄に細くてエエ脚なチバの網タイにヤられてみたり。
マクドのクォーター・パウンダーのCMで散々流れた[HUM69]カッコ良過ぎ。こっちの色々を鷲摑む勢いで入るブレイクが。死ぬ。
[PIANO]のヒリ付く感じはチバ以外の誰にも出せないよ。この人の声は,ヒトの不安定な部分を本当に刺激する。たまんないよね。クセになる。

J。
毎度毎度ちゃんと買ってる自分の健気さに涙が出る。そして非常に恥ずかしい。
(故に実店舗で購入の際は必ず上下を別の商品で挟んだエロ本システムで購入)
(何やってんだワタシ)
1回通して聴いて,何にもどこにも引っ掛からずさらっと聴き終えた。
あれ?と思って2回目聴いて,やっぱり何にも思わなかったので,放っておくことにする。
この人熱意はあるんだろうけど決して才能は豊かではないから。(音録りPV録りその他諸々に)使えるお金減るとダメなんだよなぁ。
MIKAたんとかGAGAたんとか,あと魔王様とか。見るからに金なくても創意と工夫と才能で何とかできちゃう人とは決定的に違うのよねー。
エイベなんてアレなレーベルにいる以上,買ってあげないとねー。はああ。
PR
ハプスブルク家の人々 THE ハプスブルク
行ってきた!
こちらも終了間際。
日曜の夕方,混んでるのは時機的にいたしかたない。

基本ハプスブルク家のみなさんは政略結婚派で,陰謀暗殺殺った殺られた系のドロドロ血みどろエピソードがあんまないので個人的には全然萌えないんですが。
(むしろ血族結婚し過ぎて遺伝的なトラブル多発して大変!とかのサイエンス系のネタの方が好きだ)
スペイン・ハプスブルク家の家系図の閉じっぷりは異常)

一族の肖像画はそれほど多くなくて,むしろ歴代の皇帝たちが収集したコレクション(主に絵画)がメイン。
ベラスケスとかデューラーとかティツィアーノとか。西洋美術総まくり。圧巻。
ムリーリョの「悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル」かっこいい。
「聖フランチェスコの法悦」はあまりに基本の題材なので,見かける度に「何度目だよフランチェスコ!」とツッコミが入る。
ウィレム・クラスゾーン・ヘーダなる画家の「ハム,オウムガイのカップ,シャンパングラス,銀のデカンタのある静物」って作品が印象的だった。思わず足が止まる,とてもとても静かな絵。

グッズコーナーが死ぬほど混んでて苦笑。
ポストカードエリアは人群がりすぎ。
アクセサリーとか宝飾・工芸品もビックリするほどいいお値段を付けた品物が来てたな。
デメルとジェルボーも来て限定商品出してたので,デメルでショコラーデントルテお買い上げ。1,050円と良心的なお値段。
ジェルボーは暇があったら青山の東京本店にでも行こうと思う。

ポンペイ展のフライヤーがあったので忘れずにゲット。行きますよー。
寒い風が吹く中,おうちへ帰りました。
ローマ帝国の遺産うかうかしてる間に終わりそうになってた。
仕事の前にさくっとお出かけ。

古代ローマ帝国の遺産

ポンペイで出た壁画も来てるから,見に行っておかないと。
平日の真昼間。
空いてる美術館ってホント快適。
自分のペースで好きに見て回れる。

大理石の彫像の,いかにも,なモノもそれはそれでよいけれど。フレスコの壁画の素朴な筆致とか時々出合う敢えてそれ描く?な題材とか,色褪せた感じが好き。
ポンペイの金の腕輪の家の,たくさんの鳥と豊かな緑が生き生きと描かれてるフレスコ,すごく和む。好き過ぎ。
同じ建物には噴水を囲む壁の装飾にコバルトブルーや赤が鮮やかなフレスコ画と一緒に白くてキレイな二枚貝の貝殻を縁取りみたいに埋め込んでるのもあって,デザイン的にも秀逸。

イタリア大統領のコメント付きで特別出品されてた青銅像「アレッツォのミネルウァ」の細工の細かさは驚異。
東大の発掘隊が発見した「豹を抱くディオニュソス」はどれだけ眺めていても飽きない。均整美。
(でも、どーやっても豹には見えないよね,コレ,ってツッコミは勿論入る)
発掘の様子を写した写真パネルも展示してあって,そこにあった土(砂?)に埋もれたディオニュソス像の頭部の写真が神秘的過ぎてゾワッとした。ヤバイ。この写真はヤバイ。

しっかり堪能して美術館を出たら16時過ぎ。
2時間以上ローマの遺物に魅了されてた計算。
っていうか仕事,17時からなのにー!ギリギリじゃねーかぁぁ!
にく・にく・きも! 恒例の京プラごはんの会。

東京と埼玉の県境から新宿まで大急ぎ。

先日ド失礼なメールを送りつけてしまったおっちゃんが店の入り口で出迎えてくれた。
おっちゃん基本オラオラだけど時にドMだよね。
ワタシに様付けして呼んだりせんでもよろしい。ヨキニハカラエ。

相変わらずグラスコートのローストビーフとフォアグラうまい。
ローストビーフ,ミネラルの味がめっちゃ濃い岩塩で食べるのがお気に入り。
12月に入ってクリスマスってことでターキーのローストも用意してあって。
ベリーで食べてね☆てなってたので内心歓声上げつつゲット。
一皿にビーフとフォアグラとターキーいっぺんに乗せるとかマジ狂気の沙汰。

日頃ささみと大豆たんぱくでしか蛋白質摂ってない(油ももう何年もオリーブとごま油しか買ってない)ワタシの胃腸は完全に動物性たんぱく&油脂には非対応。
明日から腹壊すの確定ですな。

TMGE大好きっていうか俺の人生!て公言して憚らないおっちゃん(ドMのおっちゃんとは別の人)と先日のthe birthdayのライブについて語り合う。
アベについて話が及び2人でしんみり。

春先まで一緒に仕事してた大学の先輩(家を継ぐために出家して故郷に帰った)に楽しげな様子を写メで送ったら,そっこーで返事きた。
愛媛で研修してるらしい。「おのこばかりで欲もわきません」と。
畳敷きの部屋の端から端まで坊主ズしか写ってない写メがくっついてきてた。
尋常じゃない光景。
辛気くせえ。

そんなこんなで2h入替制のルールもマネージャ公認でぶっちぎり,18時半から22時まで楽しく飲み食らい語る。まんぞくまんぞく。

ごちそうさまでした。
よもやの相葉弘樹 恋するうちカフェって。

見覚えのある子だと思ったら。

よもやの相葉くん。
しかも12月で当該販促キャンペーン担当者(身も蓋も無い言い方すんな)にバトンタッチするまでのつなぎ登板。
って。
もう明日12月じゃんか。
むしろこのタイミングで見つけた自分がビックリだわ。

とりあえず,既に人生の2/3以上を豆からゴリゴリ挽いて淹れる珈琲と共に歩んできているワタシにはBlendyStickもMAXIMcafemenuも恋の魔法も無縁ってことで。
…ヤな着地点だな。

うちカフェだなんて甘いこといってんじゃねーぞと。
いい加減キッチン周りキチンと整頓してエスプレッソマシン導入したいんだよ。
小型でしっかり圧かけれるヤツ出てきてるしさ。
久しぶりに自分でミルクフォームから作ってカプチーノ飲みたいな,っと。
篠井英介のサロメ 篠井英介さんのサロメ

翻案劇,ということで純和風。
様式美此処に極まれりとでもいうべき世界観。

スズカツさんの本気を見たし篠井さんの本気も見た。
ただひたすらに美しく禍々しい2時間弱。

行者の森山さんの身体表現の素晴らしさは言うまでもなく。
(冒頭の登場シーンの,印を結ぶ手の美しさといったら!)
森山さんの舞踊と,和楽器の演奏とのぴったり息が合った間はとても気持ちが良くて,魂ごと引き込まれるような感覚を覚える。

グローブ座は円形で縦に高く取った劇場(ちっちゃい武道館型)なので,音の余韻が天井の方で渦を巻くようにぐるぐる回っていて,何とも言えない不思議な空間になってた。
生演奏の音の響きって凄く独特。
面白い。

舞の褒美に行者の首を所望したサロメに,慌てふためいて継父王が言い募る
「何が欲しいんだ?何でもやろう。わしが持っているものなら全て」のシーン。
サロメと継父王に夥しく降る真っ赤な花弁と,椿の花。
掴もうとしてもその両手から空しく零れ落ちる言葉のように,ひらひらと。
やがて切り落とされ,盆に載せられる行者の首を暗示するかのようにぽとり,ぽとりと。
鬼気迫る美しさ。息を呑む。
何だろう,これ。こんなのずるい。

行者の首を載せる盆が銀盆じゃなくて鮮やかな朱塗りの盆だったのは「とことん和風か!」とちょっとだけ残念だったけど,それでも,本当に素晴らしい舞台だった。
これだから篠井さんの舞台を追い続けるのはやめられない。
ソウガ[ソウガ-亡国の爪牙篇-]。
公式ブログあった。

身も心もぐなぐなに解されて美味しいお昼ごはんも食べて。
そんな幸せ充填MAXの状態で,スペースゼロの入り口の前に仁王立ちして待ってみた>当日券

昨日の[蛮幽鬼]に続いて,連日和物ファンタジー芝居鑑賞ですよー。

お席は7列目。
スペースゼロはどの席でも見易い良いハコだけど,丁度目の前が通路になる位置で,前の席のお客さんの頭も気にならず足元も広々スペースがあるベストポジション。
肌寒いなか仁王立ちで待った甲斐があるってもんですな。

で,今日のお芝居について知っているいくつかのこと。
  1.きだつよしさんが演出で出演もする。
  2.某DVDで見たことがある小野健斗くんが出る。 以上。

良くも悪くも何の期待もせずに見るお芝居。さて,その出来はいかに?

この手の作品できださんと出くわすのは[SAMURAI7]に続いて2度目。きださん重宝されてる。
出演者がみんな揃って若いもんだから,きださんが「お師匠様」ポジションで出演する場面の,主役をはじめとした他キャストの何ともいえない心強く感じてるんだろう雰囲気とか背筋の伸びる空気はちょっとほほえましかった。

脚本はもうちょっと練る必要があったかな。
登場人物間の関係性もキャラ設定もどこかで見たことある感じ。
厳しい言い方すれば「かりもののよせあわせ」。
ストーリーにも人物像にも奥行きとか書き込みが足りず浅薄な印象にとどまっちゃう。
若い役者で演る芝居だから尚更。役者の地力で見せることなんてまだまだ全然無理。
さらっとあっさり。
だから誰にもどこにも感情移入するのが難しい。
小野健斗くんの役のコが,主人公に何かあった場合のみ普段のへたれキャラから豹変して爆発的に強くなるって設定も,なぜそうなったのかの辺りをキッチリ客に印象付けないから,大半を占める「女子」客へのサービスの萌え燃料投下と勘繰られても致し方なし,かな。

あーあと,登場人物が全員カタカナ表記の和モノ名前(ツムギとかオウカとか)なのに,なんで攻め入られる国を治めてる一族(一家?)だけは「椎名家」なの?なんでここだけ漢字使用?攻め入る側はラオウ的強王ゲンシュウが率いてるからそのまま「ゲンシュウ軍」なのに。ゲンシュウ側には名字ないんかい。
設定は揃えてくらさい。
万が一,仮に,まかり間違って,込み入った設定あってのコトでも,それを舞台上で出さなければ,ないのと一緒。
でしょ?

衣装も激しく頑張れ。
時 代 モ ノ だ か ら っ て 安 易 に 地 下 足 袋 履 か す な 。
そのままわらじも何も履かずに足袋のままがしがし戦場シーンで斬り合いしてたから裏に滑り止めのラバー貼った足袋ってワケじゃないよね。地下足袋だよね。
…ていうか地下足袋て。
それは和装で用いる履物ではなく工事のおっちゃんらの作業着です。
勘弁してください。
どんなに威厳タップリに「我は覇王じゃ」的な台詞吐いても,足元が地下足袋じゃ権威も何もあったモンじゃないですよ。

大道具,下にちっちゃい車輪付いてて移動できる壁(スタッフが後ろに入って操縦)で丁度ふすま一張りかそれくらいのサイズのリバーシブルになってて壁/ふすまとか,障子/外壁とかになってるヤツがえらく活用されてた。
ウチの高校の演劇部にもあったよ似たようなのが!(笑)
いやー。お金払って観る芝居でアレに出くわしたの初めてかもしんない。
しかも,複数あるうちの1つが車輪調子悪いらしく,するするーと滑らせて配置換えしてる最中にびよんっと跳ねるんだなこれが。
大道具さんもしっかりー!!

小野健斗くんは相変わらず細く長く薄かった。ひょろろーん。
顔がとっても整っているので,俺の主人公(名前忘れた)に何してくれてんだー!!てなった時のキッと怒りに燃えた表情とキツイ眼差しはすばらしく良かった。
もうずっとキレてればいいよ,と思った。
眼福眼福。

若者がみんながんばってるのは良く伝わってきたし,こういうのをきっかけにお芝居にはまってイくとこまでイッちゃう役者が出てきたりしたらそれはとても嬉しいことなので,これからもがんばってほしいです。はい。
と,優等生的終わり方で。
もう大概いい大人ですが。

久しぶりに真面目に叱られて本気で反省した。
ちょっともう猛省どころの騒ぎじゃないですよ。

少し冷静になって考えて,反省文書いて提出しようと思う。
うん。ホントに。
ここで本気見せなきゃ,ダメでしょ。人として。

とりあえずしこたま酔って乗る大江戸線は拷問。
あの狭さが閉塞感強調して,首をじりじり絞めるような息苦しさを誘発する。
ないわー。
ネジと紙幣[ネジと紙幣]。

森山未來くんの初ストレートプレイ主演作。
待ってました。
「溶解(仮)」で出てた仮チラの時からずっと待ってました!

…ま,例によって今度はどーしても出たい研修(しかも2つも)とかぶってですね。研修をどっちか選ぶだけでも断腸の思いなワタシにこれ以上どうしろとと。
軽く泣き入りつつ最早半ギレで千秋楽のチケット,里子に出しました。
プロモーター先行で取った良い席だったのにな…。
で,代わりの今日の公演,カンパニー席解放のお知らせを遠くオレゴンの地で受けまして。戦々恐々としながら携帯で予約したのも良い思い出。

based on 女殺油地獄,なので。
“女殺”で“油地獄”,なそのシーンを,どう見せてくれるんだろうってのがやっぱり一番興味津々。
けど,そこに至る経緯をドライ且つ案外丁寧に描いていたのが予想外だった。
人間くさくて,生っぽい感じもするんだけど,冷淡だよね>倉持演出。
熱血あんちゃんを好演していた細見さん含め,なんとなくワケありな,噛み合なくてバランスの悪い歪んだ主人公一家のシーンを観ている時の居心地の悪さったら!(嬉)
いやーな,ヘンな気分にさせてくれる芝居も演出家も役者も大好き。

東急ハンズの袋の罠とか,長谷川くんとキャバ嬢の子のキャラだとか,クスリとさせてくれるところもちょっとずつの息継ぎのように混ぜつつ,最後,気付けばもうどこにも後戻りできないところまで追い詰められていて。

ラストシーンの,あの,切羽詰まったエロさは異常。
金欲しさの殺人の場面なのに,ドキドキするくらいに艶かしい。
機械油にまみれて滑って転げて這いずって,どうにか抵抗しながらも尚刺されての,ともさかりえの油塗れな姿は本当にちょっとすごいことになってた。
最後,執拗に何度も何度も繰り返し手を洗う未來くんの姿の,何とも言えず取り返しのつかない感じがとっても良かった。

木刀片手に大概な斜度の土手を駆け上がり最上部でジャンプしながら長谷川くん@チンピラ役を殴りつける(もちろん木刀で)なんつー荒技を繰り出すその身体能力に相変わらず舌をぐるぐるさせられながら。
あまりに自然でしかもすごくイイので。
ストレートプレイ初主演だなんてことはすっかり頭の中から抜けてしまってた。
怖い子だと思う。
(子,て。)
未來くん。
観る側を,落ち着かなくさせる役者だと思う。
ざわざわと,心に波を立てるような。
そんなことをその眼差し一つ,すっと立つその姿一つで難なくやってのけてしまう。

だから,その次,を追いかけたくなるんだろう。きっと。
ユートピアの岸へユートピアの岸へ観てきた!

個人的にテーマが微妙で,とりたてて興味も知識もない帝政末期ロシアの話をお安くはない料金払って10時間,監禁されるのってどうなんだろうと迷ってたけど。

6月に蜷川さんが脳梗塞で入院してたってのを知って,焦りと共にチケットを取った。
気付けば蜷川さんももうすぐ75才。
観られるうちに,ちゃんと観ておくべき?と。

実は,当初9/13のを取ってたんだけど,購入した2日後位に誰かさんからライブの追加公演の情報が入りやがりまして。
全額諦める覚悟で今日の分取り直しました。ええ。

開場時間を少し過ぎた頃に客席に入ったら,通常の客席と,(普段は)舞台(なハズのとこ)の上に作られた客席に挟まれる形でセットされた変形ステージの上に会議用机が横長の□の形で置いてあって。
トレ着来た出演者陣がリラックスした雰囲気でイスに腰掛けて談笑してた。
長谷川さん,隣の石丸さん?に手のツボとか腰のスジとかぐぐっと押されて「ぅわ,痛っ」みたいなことになってた。

開演時間になり,そのステージの上がみるみる物語の舞台へと組み上げられていく様はさすが,と。
蜷川さんの演出ってどの作品も始まり方がすごく印象的。

物語全体を通して,阿部さん演じるゲルツェンと,勝村さんのバクーニンの対照的な2人を軸に人も時代もうねるように動いて,観客はそれを目の当たりにしながら舞台に引き込まれ,気付けば結構どっぷりはまっていたりして。
心配してたよりも全然中だるみもせず集中力も途切れず最後まで見終えることができたのは,ひとえに男役者陣の底力,なんだろうなぁ。

阿部さんと,今回ワタシとしては初見だった勝村さん。
勝村さん…!
ごめんなさい見くびってました。すごい味のある,良い雰囲気を出す役者だったんですね。
第二部のラスト,船の甲板で対峙するゲルツェンとバクーニン(ゲルツェンの見た幻)のシーンが,2人の存在感が対照的で,静かなシーンなのだけど,けど,強烈だった。

第一部の貧乏だけど才能豊かなべリンスキーの池内くんと,恋に恋するロマンチストな哲学者なスタンケービッチな長谷川さんの,それぞれの恋物語が初々しくて微笑ましくて切なくて,ラブかったです
池内くん,ボロいの着てても男前なんだもん。参るよなー(苦笑)。
長谷川さんは,相変わらず細くて手足長くて優男な雰囲気が絶妙。
衣装(スーツとか外套とか仕立ての良いシャツとか)の似合いっぷりは阿部さんの独壇場だったけれど。

女優陣は栗山千晶の美人ぷりに戦慄。整いすぎ&洋装似合いすぎ。
艶やかなキャラクターも,衣装もばっちり決まってた佐藤江梨子も◎。
阿部さんの妻役(けど罪悪感なく浮気するよ)の水野美紀は役自体がありえないくらいウザくて半笑いになった。

最後,役者も観客もやりきった!みたいな不思議な充実感と一体感と疲労感感じながらの拍手とカーテンコールは,今まで経験したことのない感覚でちょっと面白かった。
個人的にはカーテンコール時,隣に立ってる松尾敏伸さん(水野美紀の浮気相手役)よりも顔も小さくて背も高くて膝の位置も全然上だった長谷川さんに笑った(笑いながら目を剥いた)。
ジュノンスーパーボーイコンテスト準グランプリ相手にそれですか。
あと,パンフに「蜷川さんにいつも長谷川は考えすぎるとか言われて」的なことが書いてあり苦笑。
ここにも持ってくる演技プランの8割方使えない人いたよ!(笑)

さ,次の監禁は来春のヘンリー六世かなっ。
要は蓄積すること 忘れないよ も 覚えてろよ も
御見知り置きを
なまえ:
[es]
しごと:
気まま
方向性:
ぷらぷらと
日祝日暦
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
御言葉
[02/14 きよ]
[12/24 うきょう]
[01/21 moe]
[01/15 moe]
[08/16 [es]]
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]