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お昼ごはん買いに行ったコンビニで発見。
青梅チロル。21円。

パッケージが超可愛くて,思わず仕事場の仲間の分もお買い上げ。
うぐいす柄がラブ。
しかも,後ろのワンポイントも2種類あって気が利いてる。
うぐいす柄のワンポイントは梅の花,梅花柄と赤たん柄にはうぐいす。

パッケージだけじゃなくて味もすっごく良くて職場のおやつの時間にみんなで盛り上がる。
午後の仕事を終えて部屋から戻ってみたら,受付さんのデスクにチロルが箱(45個入り)で置いてあって。
…オトナ買いですか!(笑)

うっかり10個ほど分けてもらってお持ち帰り。
おうちでコーヒーブレイクの時の茶菓にしよう。

うきうきしつつ,職場のみんなでしこたま飲んで(18時半~23時半過ぎ),よたよたしつつ帰宅しました。
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困ったぞ本気で逃避したくなってきた…。
そんなにお疲れかアタシ。

だってうっかりぱぱんの住処,バンヤンツリー・バンコクのご近所ぽいんだもん。
多分,や,確実にチャリで行ける。徒歩でも行ける。
行きてー。
バンヤンツリーでスパ浸りしたい。
3時間のパッケージで$180て。7時間滞在でランチまで出て日本円で5万とかって。
10分単価計算して仰け反る価格。ありえねー。ありえねー。
てもみん以下プライス。

もう別に観光とか何ならショッピングもいらないからバンヤンツリー行ってぽやぽやしたり
そこらのタイ古式マッサージ入っておばちゃんに内臓もみし抱かれたり
午前中にワット・ポーに裏手から入って(入場料かからない/笑)マッサージ受けて仏像見たり
バスで帰ってきてメシ食ってたらたらして午後またどっかスパ行ったり…したい。
そしてぱぱんがムスメ可愛さに小遣いを弾んでくれたりするといい。

よし,パパにメールだ!(笑)


日本も物騒だから気をつけなさいね,とか
メリケン留学中の息子に,アジア系ってことで
コリアンと間違われたりするかもしれないから用心しなさいね,とか
実に父親らしい内容のメールを家族みんなに一括送信したりしちゃうぱぱん。

そんなメールの返信に私欲に塗れた内容を書きなぐっちゃうアレな娘を許してね,と(苦笑)。

[受胎告知]とダヴィンチの頭の中を堪能した後は,銀座線で一本渋谷へ。
いつもの羽當でカフェオレとオレンジシフォン頼んで一息。
うまうま。

小1時間ほどカウンターで珈琲豆をハンドピックするスタッフ君のきれいな手を眺めながらぼんやり。
その後20時位?この春から東京本社勤務になるという妹さんと合流。
去年のINOソロ大阪ぶり。おひさしぶり。

ワタシはカフェオレおかわり,妹はレアチーズとカプチーノ。
「3年くらい真面目に勤めて会社の金で留学してMBAでも取ろうかと思うわ」云う妹さん。
(経営企画室配属。この子以外はいるのみんな係長~UPPERクラスだと)。
やっぱりアレかなぁ。留学,必須なのか?ウチは(苦笑)。
出世したらおねーちゃんに奢ってね~なんて云いながら楽しくお喋り。
結局ラストオーダーの時間くらいまで居座って,2人でしめて3300円,ゆー
喫茶店らしからぬ金額を払い雨の中を帰りました。

今日知った羽當のすごいコト。
そのいち。
御常連様券」について。
実は,買ってもいいなー欲しいなーと思ってた。ずっと。
でも,ここはブレンド800円也だからして。
11枚綴り10枚分の価格,がポピュラーなコーヒーチケットのシステムに照らし合わせると,
珈琲チケ買うのに万札出しておつりが漱石先生2人…それってどうなのよ,と躊躇していたんですが。
常連券買ってるお客さんと店長のやり取りから,800円チケ7枚綴りで1冊5000円ということが判明。
で,ブレンド以外を頼む時は差額を払う,という。
買う!買える!(笑)
5000円だったら抵抗感薄いわ!次行ったら買おうっと

そのに。
「カフェオレ」の秘密。
羽當のカフェオレは,濃厚で,でもほんのりな優しいミルクの甘さ。
そのほんのりが絶妙で,大好きなんだけど。
今まで,カフェオレ+スイーツって組み合わせで頼んだことなかったから気付かなかった。
カフェオレのレシピ,実は二通りありますね?
おかわりして初めてわかった。1杯目と2杯目,明らかに味が違った。
単品でオーダー入ったときは,初めにカップにすこーし生クリームを落として,深入りコーヒーとミルク。
スイーツ(もしかしてフードもかな?)と一緒の場合は生クリームは加えずに甘味を抑えて。
絶妙ですよ店長…!感動した。軽く感動した。
こういう細やかなところが,最高に好きだ。
もう茶店は羽當だけでいいと思う。ホントに。
門外不出の[受胎告知]が来る!

日本におけるイタリア2007-春-の公式イベントのひとつ、ダヴィンチ展

その目玉、[受胎告知]の貸し出しについてはイタリア国内で反対意見がかなり出たようで。
最終的には議会採決をして、日本との友好の証、として貸し出すことになったという。

棚ぼた的に発生した平日のOFF。
これを逃す手は無い!と思って行ってきました西新宿の金券屋で招待券買って(苦笑)。

第一会場、本館の特別室に[受胎告知]を、第二会場の平成館ではウフィツィ美術館の企画展The Mind of Leonardo - The Universal Genius at Workを再構成した展示を。
あと、平成館の特別室にはダヴィンチが製作したとの説がかなり有力な、テラコッタ製の天使の胸像も展示されていました。

平日の昼下がり、雨降り、しかも寒いという悪条件が影響し、全く待たずに見て回れたのは大ラッキー。

特別室の奥の壁の中央にある[受胎告知]に向かって並行に、緩やかな傾斜をもった九十九折り状に設定された順路をゆっくり進んで。
[受胎告知]の前を通る順路のも一つ手前の順路の中央、5mの距離から全体をじっくり。
もちろん出来る限り牛歩で[受胎告知]の前も通過して目の前で観覧して。


…すごかった。
むしろ異様だと思った。ちょっと怖かった。

TOO MUCHなんだと思う。
いわゆる緻密、という範疇を遥かに凌駕してしまっている、と思う。
この作品をダヴィンチの眼だというのであれば、明らかに視覚情報の取り込み過多。
知覚したもの全てを、そのまま、僅かな狂いも許さず正確に再現する、そんな願望に取り憑かれてしまっているようにも感じられるほどに。

どんな小さな領域を見ても、そこに描き込まれているのは物凄く膨大な情報量で。
この作品が存在するそこだけが、質量がおかしくなってしまったような。

逃げ場がない。息を抜けない。隙がない。
感情を揺さぶる刺激的な、迫り来る圧倒感でこちらに訴えかけてくるのではなく。
そこにただ存在する、ひたすら静謐な存在感に私たちが勝手に圧倒されるのだろう、きっと。

本館を出た後、少しくらくらしました。


第二会場も第二会場で、明大図書館に保管されてる手稿のファクシミリ版なんかを展示しながら、ダヴィンチの頭脳の中身を、その鋭すぎる知性の輝きを、愚鈍な凡人にもちっとは分かるように噛み砕いて解説してあって。

…この人の完璧主義といえば聞こえのいい拘り傾向と執着と、世界全てを森羅万象を貫く法則と真理を理解したい、把握したいという欲求は、おんなじ根っこからきてるモンなんだろうなぁ、なんて考えながらぐるぐる歩く。

[受胎告知]とは別の意味でブツが多くて情報過多です!(汗)

スフィルツァ騎馬像の1:1スケール模型の前足部が展示室の壁から客を踏み付けんばかりの迫力でにょっきり出ていたり。
全長9m近くになる馬の脚が頭上に!
…黒王号に踏み潰されるザコ敵の気持ちがよくわかりました(笑)。

つか、これ、名古屋の国際会議場のアレなのかぁぁ。
見覚えありまくり。
hideちゃんのソロツアーとかLUNA SEAさん公演とかでセンチュリーホール行く度に何だろなーこのでっかい馬?て思ってたんだけど、そうですかダヴィンチさんのでしたか。

あれこれ見ていて気づいたらあっという間に閉館間近に。
14時半過ぎくらいには入ったんですがねー。
3時間くらいを設定してるんだろうな、観覧に必要な時間。
結局最後の最後はちょっと早足で見て。
閉館時間に外に出ました。

客に外国人の姿が結構あったのが印象的だったな。
明らかに英語以外の欧州系の言語を喋ってる人たちが2~3人で来てたり。
そうだよなー誰にとってもこの[受胎告知]の公開って貴重な機会だよなーって改めて思った。

面白かったけど、脳がすっごく疲れてる(苦笑)。
2000円と良心的な図録とウィトルウィウス的人体図のポストカード買って。

銀座線で一本、渋谷行ってお茶して結局ずいぶん夜遅くになってから帰りました。

新年度も始まり漸く本格始動。

今年度の勤務予定を作ってみたり,今年度もよろしくお願いしますと挨拶したり。
疲れるのよねーこういうの。

草臥れ果てた土曜日は結局4時間くらいしか起きていられなくて。
ほぼ一日中ぐったり寝ていました。
今日は朝から片頭痛。寝すぎたせいかとも思うけど,改善しないのでお薬飲んでだらだら。
さっき漸く効いてきたのでこれから整体とジムでも行こうと思います。

とりあえず月曜火曜の職場は定時はないようなものらしいので
隙あらばばんばん帰ってやろうと思います。
(「月曜は本部で会議だから僕たち16時前にはココ出るから適当に帰って良いよ」って。)

水曜の田舎職場は朝5時半起きでがんばってみます。
お泊りしてもいいんだけど,どこからも補助されない年間約20万の宿泊代をセーブしたい。
その辺は体力と相談で。

木曜のぷち田舎職場。今週出勤したら始業時間が5分早まってた。まじでか。
朝の5分てでかいのに。8時15分始業の17時終業だって。
今までも定時に帰れたことなんてないのに。
1円たりとも残業代なんて出やしないので,容赦なく定時で帰ってやります。
定時で帰ってもおうち着くの19時過ぎだし。

金曜の仕事はいつもどおり楽しく真面目にやろうと思いまーす。

来週水曜の18日は急遽休みになったのでダヴィンチ展でも行こうかと。
で,11月の21日~25日はなぜか5連休になるようなので,
ぷらっとパパのとこ遊びに行ってもいいなぁ,と。

そんな感じで一年がんばろうと思います。
20070412.jpg

映画[パフューム]の後はやっぱり羽當へ。
見終わったばかりの少し高揚した気分のままで,ぼんやりぼんやり思い返しつつ。

今日のセレクトはマンデリン。
壁に出てた限定の豆のを頼もうと思ったんだけど,スタッフ君からは
「丁度切らしてしまって…明日にはまた沢山入ってくるんですけど」とのつれない答え。
ざんねーん。
でもマンデリンも当たり前のようにすごくおいしいから許す。
カップも超可愛いし。

まんぞくまんぞく。
観てきた!

気付いたら結構ギリギリになってた。
都内ではもう渋谷と銀座でしかやってなかったのを慌ててキャッチ。

面白かった,というか,興味深かった。本当に色々と。
こう,匂わす表現がすごく多くて,観ながら唸った。
そこここに,メタファが散りばめられていてというか潜ませてあって。


グルヌイユの働く香料の工房の女主人の
「花は優しく扱ってやらなきゃならない。若い女にするようにね。優しく,静かに死なせてやるんだよ」
というような(正確には違ってるかも)セリフとか,もうすげー意味深長で。
殺した女の体を優しく,丁寧に(まるで愛しているかのように!)
扱ったのだろうグルヌイユを容易に想起させるし。

最後の最後。
あの結末は,つまり口愛的な他者と同一化したいという欲求はプリミティブな愛着欲求の形で,
そうやって,グルヌイユは漸くそれを得たのだという表現(解釈)には,息を呑んだ。
内心「すげー!すっげーー!!」て大喝采だった。
流石ドイツ映画。フロイトさんの出身国。サイコアナリシス的な解釈で2度も3度も楽しめる作品。

そもそもこの作品の主題は「匂い」という象徴の周囲を存在と愛と死というキーワードが
くるくる循環しながら舞っているようなものだとワタシは理解したのだけれど。
存在するからその存在へと愛という引力が働き作用し合うのだろうし,
愛はどこかで死と同じ形をもつ。エロスとタナトス。

独りでぐるぐる,ずぶずぶ思考に沈み込んで。
繰り返し繰り返し反芻し咀嚼するのがとても楽しい。

あとは,兎に角グルヌイユ役のベン・ウィショーの存在感がすごかった。
この人,すごいねー…。
ほとんどセリフのない役だけど,それでも,グルヌイユはとても雄弁。
この人の目は正視できない。強すぎる。
ダスティン・ホフマンの
「ベン・ウィショーには,グルヌイユというキャラクターが持つ
 野性的で飼いならされていない気質がある」
という言葉が,正にぴったり。

物語後半,処刑台の上に立ち尽くし香りに魅せられる群衆をただただ見る彼の,表情。
悲しみとかそういうの通り越してたもん。絶望してた。
こんなに人はいて,それぞれ自らの欲求のままに人を求めるけれど,
でも,このグルヌイユという存在は,こんなにも独りで,孤独だ。
こんなに救い様のないシーンは終ぞ見たことがない。

映像美術もすっごく造り込まれてて大満足。
トレイラーの「18世紀,パリは悪臭と活気に満ちあふれていた」って文句が本当にぴったりで。
美しくて,豪奢で,とんでもなく不潔。
人物のね,肌とか汚いのよ。貴族のめかしこんでるような人ですら。
そうだよねーこの時代,こいつら肌キレーなハズねーもんなーって。うんうん頷いちゃう感じ。

裏読みが楽しいこの作品。
絶対何か意図があるんだろうな,何かの暗喩なんだろうな,と必死に考えるのだけど
自分的にどうもしっくりとこないものが一つだけ。

グルヌイユの後姿…その背中には常に他者の「死」が貼り付いているように
描かれているんだけど,これは何なんだろう。

自分を生んで,死産だろうと決め付けてその存在を認めようともせず捨てた母親は,
彼の産声によって結果的に絞首刑で死に(子捨ての罪で)。
彼を金目当てに引き取って育てていた孤児院の女は,
はした金で彼を売り払った直後にその金と命を奪われ。
はした金でグルヌイユを買った皮革職人の親方も彼を手放した直後に転落死,
調香の師匠(ダスティン・ホフマン)も100のレシピと引き換えに修行に出ることを許可し,
彼が旅立った朝に自宅兼店舗の建物が全て崩落し死亡。
修行先の工房でグルヌイユに辛く当たってた男もグルヌイユがパリへ戻ったら冤罪で処刑されたし。
そもそもグルヌイユ自身でパリでの最初の殺人を合わせると13人,殺してるし。

これは単に感覚的な考えなんだけど,13人の女の死はまた別物なんだろうと。
それ以外の,彼と少しだけすれ違った,肩を触れ合わせたように関わった人物の
この死って一体何を示したいんだろう。
気になるんだけど,はっきりしない。
…どーおもいます?(笑)

とりあえず,オフィシャルのベン・ウィショーのグルヌイユについての理解を読んで,
観終わった後に持った
「グルヌイユ,反応性愛着障害でしょ,で,自閉症スペクトラムのどっかには乗っかるよなぁ,この子のなァ」
はそんなに遠くない感想だったという思いを強くしました(苦笑)。
そんな感じ,しないー?>ベンのコメント

perfume.jpg

hedwig01.jpg観てきました。

三上ヘドウィグが観たかったな,という思いは相変わらず。
でも過去の作品にだけ囚われていてもしょうがないし,観ないでアレコレ云うのも違うでしょと思って取った,“ツアーファイナル”の最終日のチケット。

東京厚生年金会館。
大ホールのレイアウトはとりあえずどこからでも見やすいから嫌いではないんだけど。如何せん不便すぎる。
新宿駅方面からてくてくてくてくてくてくてくてく歩いて到着。
一服しつつお茶飲んで上がった息を整えて。
ロビーを抜けて客席に向かった,ん…だけど。

なんか,客層がフツー。
よくあるフツーの芝居の客層って感じで,その会場の雰囲気に驚き。
ヘドウィグって,もっと熱狂的なファン(HED-HEADな人たち)が発生してたように思うんだけど…いないのかしら,そういう人。

前は場所柄,ちょっとその辺で仕事してまーす観終わったら職場戻りまーす108.gifな方たちも結構いらしてたように記憶しているのだけど。

演出の鈴木勝秀がイメージしたのは,“瑞々しいヘドウィグ”だとフライヤーか何かで読んだ。
確かに,その狙いは間違ってないしある意味バッチリでした。
言い方かえれば,それ以外を狙うわけにはいかない事情があった,んでしょう,きっと。
初々しい山本耕史,初々しい中村中。初々しいヘドウィグとイツァーク。

私の印象的には「なりたて」のヘドウィグ。
きっと,あと15年くらい,ずっと同じように同じところをぐるぐるしたらイイ感じに(=ダメな感じに)擦れて,すれっからされて,それ自体を諦めて,受け入れて,うっかり少しだけ優しくなったりして,そうやって三上ヘドウィグや,J.C.ミッチェル・ヘドウィグになるんだろうな,っていう。
…だったら15年後のあなたに逢いたかった。

劇中歌を原作通り英詞のまま歌ったり,冒頭の登場シーンだったり。
演出自体は原作に忠実だったかな。
でも,作品自体は前作の方が原作の核に,より近いところにあったんじゃないかと。

ごめんなさい,正直半生の独白シーンは厳しかった。
ダレて眠かった。
東ドイツを離れる経緯はともかく,アメリカにきてトレイラーハウスでの暮らし~トミーとの出会い辺りは映画のシーンでも三上ver.でもちょっと厳しく感じてて。
ちょっと,今回も,がんばりどころになってしまった。ムム。

衣装もフツーにフツーで,全体的に毒ッ気の薄い,口当たりのよい[HEDWIG AND THE ANGRY INCH]でした。

スズカツ演出は,ストレートプレイで是非観たいです。
上野でやってた,大回顧展とは全くの別物。
こちらのダリ展は大阪・名古屋・北海道のみ。

真っ赤な展示室があったり,ダリが作った万博のパビリオンと同様に天井からコウモリ傘を吊り下げたゾーンがあったりと,すっごくこだわった展覧会でした。
油絵は約40点とやや少なめ?だけど残りの約140点分のアイテムがすごかったですよ。

小さなショットグラスが50個くらいくっつけられた[催淫作用のあるタキシード]とか,著書のための膨大な手稿とか,パビリオン作製の様子を写した写真とか。
巨匠,エキセントリックすぎます!(笑)

ニューヨーク万博にフランスのパビリオンを,てことで依頼を受けた巨匠。
<ヴィーナスの夢>というテーマで人魚に扮した女性モデルが泳ぐプールや人の体をモチーフにした椅子やオブジェなど意気揚々と過剰なほどに作ったは良いけれど。
ボッティチェリの<ヴィーナスの誕生>のヴィーナスをファサードに据えようとして,パビリオンを依頼した偉いヒトと大揉めに。
ヴィーナスの頭を魚に挿げ替えて,肌にも青緑っぽい鱗を描こうとしたのがダメだったようで。
巨匠もかなり抵抗したようだけど結局ヴィーナスの頭部は挿げ替えないことに。
相当むっかりキたようで,「創作への何ちゃらかんちゃらに対するナントカ宣言」みたいな
やたら堅苦しい表題をつけた抗議文を大量に刷って(A4サイズくらい),それをニューヨークの高層ビルの屋上から撒き散らすという抗議行動に出てたという。

…巨匠,そんなにむかついたんですね(笑)。
もう大好きこのヒト。

フランスのTV局制作のドキュメンタリー(50分くらい)も上映されててうっかり座って30分ほど見てしまったんだけど,その内容がまた(苦笑)。
作品の搬出入や設置の現場でステッキ振り回さん勢いでああしろこうしろ陣頭指揮していたり,あっちこっちうろうろした挙句帰るときに通行人にぶつかったり,もう大概良いお年,十分“御大”って言われる感じになってるのにぷらりと酒のCMに出演したり。

最初は「すごーい。芸術家だーダリすごーい」て感嘆しつつ作品見てたんだけど,だんだん「巨匠!巨匠何やってんスか!ドコ行ってるんですか!自由過ぎですよ!」とつっこみモードに(苦笑)。

心の中のいやーな部分を引っかかれるような,そんな感覚に陥りつつ且つ巨匠の奔放ぶりに愉快な気分になりつつ。
しっかり2時間以上かけて,どこまでも安定しない,不確かで自由なダリの世界を楽しんできました。

楽しかった!
グループ魂の対バン張ってもいいし張らなくてもいいし三都市ツアー。
大阪の対バンは,the birthday!!!

組み合わせの突飛さに思わず食いついてしまったこのステージ。
夢番地先行でもぴあプレリザーブでも落とされ,
一般発売でどうにかもぎ取ったチケットを握り締め,行ってきました大阪。
2日後にはJのFC限のおまけも付いてて,お得な感じの春の大阪ライブ行脚(笑)。

ほどよく詰まったフロア。通しで2000番くらいまでは入れてる感じ。
チケットは瞬殺の勢いでSOLDかかってるけど,時々食らわされることがある
“Hatchホントにぎゅうぎゅう状態”よりはまだちょっとゆとりがあるかな?

前座のミドリゆーバンドはドラムとウッドベースとキーボードって編成で出てきた瞬間は
お,とちょっと期待したんだけど,ギター持った女の子Vo.が超ミニスカのセーラー服で
出てきてがなり出した瞬間に萎えました。
すんません,少なくともワタシはお好みじゃないれす。
しかも客に対してえらく喧嘩腰だったしね。前座だったら前座の仕事,しましょうよぅ。

びっみょーな空気の中,カオルちゃんが出てきて前フリ。
「カオルのうまい棒ほしいかーっ?」に
いま,のど飴舐めてるんで後でいいです」のレスポンスを要求するカオルちゃん。
…長いよ!(笑)
ほんの4,5分だったけど十分温まったので,ミドリいらなかったんじゃねえかと。

で,the birthday。
カッコ良かった…!(涙)
チバが,チバが可愛すぎた…!
ロン毛牧場。こっちのはきちんと手入れのされたロン毛。
赤いベルベットのジャケット着て,脚はひょろーと細くて。
ジャケット,肩とか腕とかの辺りゆったりしてたなー。服の中で体が泳ぎかねない。
一時期ぱつんぱつんなってたようだけど,きっちり絞ってきてて大満足。
相変わらず抱えるギターが物凄く大きく見えるよね。重そうだ(実際重いんだろうけど)。

機嫌はすこぶるいいけど相変わらず愛想のない子,チバ(苦笑)。
でも,ぽそっと「対バン,張ってもいいよ」とか言ってたね。

[stupid][シャチ]は文句なしにテンション上がる。やっぱチバいいよねえ,と痛感。
個人的には[ハレルヤ]もとってもスキ。
この曲は油断すると脳内ぐるぐるエンドレスになるから危ない。

やっぱりきゅーちゃんのドラムいいなぁ,とか,
ギターずるい!あんな音がチバの声に絡むだなんてずるい!とか,
ベースの子,やっぱいいよねー若造なのになんであんなにやらしいベース鳴らすんだっ,とか,
で,センターにいるのがあーんなに機嫌よさそうなチバでしょう?!とか。

総評すると,the birthdayって酷いよ!てことに。
ずるいとかすごいとか通り越した。
あいつら酷い。(笑)。

完敗。

対バン仕様のショートなリストだったけど,大満足なthe birthdayさんのステージ。
予想以上にグループ魂客が多くて,拳の上がり具合のパラパラさに
「うわ,こんなにアウェイかよ」と軽く戦きつつ,それでもとーっても楽しめた1時間でした。

グループ魂さん。
一発目,みーんなナイトキャップ(?)にネグリジェ,カーディガンの嫁スタイルで
登場された時はどーしよーかと思いましたが(苦笑)。
でも,[嫁とロック]の歌詞に爆笑。
「俺は愛妻家」とか「最前に嫁!」とか「打ち上げに嫁!」とか「楽屋に嫁!」とか。
挙句「やっぱり好きだぜロケンロール 嫁の次にー」って。そんなアナタが大好きです(笑)。

暴動さんことクドカンの白パンクス姿がいつも以上にひょろってて可愛かったです。
ドラムの三宅さんの…アマレス?なワンショルダーもびっくりでしたが。
欲を言うならドラム,もっとぱつぱつに張ってかっつんかっつん硬い音がすると良かったです。
ぼよぼよダルい音が鳴る太鼓は好かん。
サダヲちゃんは歌ってる時はすっごく割舌良くて歌詞もよーく聞こえるんだけど,
コントやMCに入った途端もごもごなるのはナゼ(笑)。
でも可愛かったよ[君にジュースを買ってあげる]のノリとか。

コール&レスポンスの絶妙さも愉快でした。
「なーななななー♪ななななー♪なーんでかフラメンコっ」とか,
客がしっかりついて行く事ったら。すごいよ。
あと,サダヲちゃんの発言全部にレスポンスとかねー。
「元気ですかっ」とか「なんだよ!くりかえすなよ!」とかゆーキレ気味MCに,
バッチリ一字一句違えず繰り返せる客すげー。かなり長いMCなっても対応可能なのがすげー。
最後の最後「夢中ぅでーがーんばるキミーにー」に対してだけ,ちゃんと「エールをー♪」て
歌えるのもすげー。

この手のお約束にはガッツリ付いていくのに,肝心の曲部では演奏してる本人らも
客も妙に不慣れなのもすごいけど。
もう12年もやってるのに。

で,結論。
ワタシは自分が思っていた以上にデブに対して寛容じゃないようです。
演奏とお歌には金を払う気はありますがコントには金を払う気はないようです。
馴れ合いとか,会場との一体感とかに喜びや楽しさを見出すタイプでもないようです。

グループ魂1回でそこそこ楽しめたので,これでおしまい。

おなかがすき過ぎた&足がだるくなり過ぎたので,アンコール見ないでゴハン食べに行きました。

これで4500円だったらお安いんじゃないでしょうか。
楽しめましたアリガトゴザイマシタ。
グループ魂メンバーの皆さんとは,劇場でお会いしましょう!
要は蓄積すること 忘れないよ も 覚えてろよ も
御見知り置きを
なまえ:
[es]
しごと:
気まま
方向性:
ぷらぷらと
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